季節を後追いするお肌　秋編

以前に「肌は季節を後追いする」というお話をしましたが、季節の変化に対してお肌は遅れて対応していきます。

お肌は季節変化に対し、1ヶ月から3ヶ月も遅れて変化するのです。

例えば、紫外線量とお肌の色の変化を見てみます。

夏を過ぎると紫外線量は減っていきますが、お肌は紫外線の多かった春から夏の影響を後追いして、8月から9月に最も暗くなります。

一方、春になると紫外線量は急増しますが、お肌は紫外線の少なかった冬の影響を後追いして、2月から4月にかけて最も明るくなり、紫外線に対しても無防備な状態となるのです。

紫外線は徐々に弱まり始めますが、春から夏にかけて受けた紫外線のダメージが現れます。したがって、お肌の色は一年のうちで一番暗くなり　角質も肥厚した状態となります。この時期は春から夏にかけて受けた紫外線のダメージをケアすることが大切です。

お肌に沈着したメラニンの排出を促進する美白ケアと肥厚を解消する角質ケアがポイントとなるのです。