年を取ると背中が曲がるなど、姿勢が悪くなっていきます。
特に女の人で背中の丸まってしまった人、多くないですか?
男性より、女性の方が姿勢が悪くなりやすいです。
背中が丸まっていくと同時に体調が悪くなっていく方が増えます。
たとえば、「身長が縮んだ」と言い始めたら、黄信号。
それからすぐに、圧迫骨折だとか、すべり症だとか、脊柱菅狭窄症だとか、雪崩のように調子が悪くなる方が多いですから。
男性よりも、女性の方が姿勢の悪い方が多い理由
男性と女性と比べた場合、女性の方が背中の曲がったお年寄りが多いです。
女性の方が姿勢が悪くなりやすい体質が原因です。
女性は一般的に、筋肉量が少なく脂肪が多い体質です。
単純な性差ですが、姿勢に関してはこれは悪い方に働きます。
加齢とともに、筋肉量が少ないので、カロリー消費が悪くなり、基礎体温が低くなります。
背中側は特に筋肉量が減ってくると、血行も悪くなり、余計に体温が下がります。
血行が悪くなると、また筋肉が動きにくくなり、固くなっていきます。
この悪循環が、女性の背中、姿勢を悪くしていきます。
固くなり、筋肉量が減った背骨周りは、背骨を支えられず、背骨と背骨の間が狭くなります。
これが身長が縮む理由です。
背骨を支える筋肉が減ったせいで、骨が下へ下へと落ちていき、身長が縮むのです。
身長が縮み、背骨と背骨の距離が圧迫されてくると出てくる病気が、圧迫骨折や脊柱菅狭窄症です。
身長が縮んだら、黄信号!
止めなくてはなりません。
軟骨成分だとかカルシウム増強剤とか、まやかしなのではないでしょうか?
圧迫骨折、脊柱菅狭窄症、すべり症、ヘルニアなど怖い病気。
これらにならないようにしなくてはなりません。
慢性的な病気になってしまい、一生、つきあっていくことになったら、人生の質を損ないます。
ツライですよ。
でも、骨が折れれば骨密度を上げよと薬を出され、関節が痛いと言えば軟骨成分のサプリを飲めとなります。
実は、まやかしなのではないかと思います。
薬やサプリで結果を変えようとしていますが、原因を変えなければ、元通りになるわけはありません。
原因は、筋肉量の低下です。
筋肉を取り戻すのは簡単
素肌美エールでは、美姿勢ゼミという姿勢を良くする筋肉の体操を教えています。
ジムや運動場で激しい運動をする必要はありません。
固くなった筋肉をほぐしていくことで、血行が良くなり、筋肉に血流が流れ、姿勢を支える背中の筋肉が元気になるのです。
たったこれだけで、良い姿勢を楽に維持できるようになります。
この美姿勢ゼミの最大のポイントは、首です。
首の筋肉が、固くなったために、身体のあちこちが動きにくくなっています。
頭、頭脳からの運動命令はすべて、首を通って全身に信号として送られます。
この首を支える筋肉が固くて、命令が届きにくくなっているのです。
首の筋肉をほぐせば、身体が一瞬で軽くなっていきますよ!
88歳の受講生の方が、この首の体操をするようになって、右肩の慢性的なツラさが散っていって、ぶらさがり健康器に下がれるようになったと喜んでくれました。
ぜひ、この首の体操、学んでほしいな。
血圧計より体温計を常備しよう
コロナ禍で美姿勢ゼミも休講中ですが、受講生の皆さんに言うのは、「血圧計よりも体温計が大事ですよ」ということです。
体温が高ければ、血行が良い証拠。
血行が良ければ、血流の流れが良く、血圧は正常。
体温が低いと、免疫が下がり、風邪や病気にかかります。
体温計を持って、つねに測る習慣が身体を守ります。
背中が曲がって悪い姿勢になっていくのも、筋肉量が減り、血流が悪くなり、体温が下がり始めたタイミングからです。
体温を常に高くしておけば、良いことばかりです。
免疫が上がり、筋肉は柔らかく、姿勢は良くなり、生活は快適。
年齢が高くなってきたら、体温に注目して生活していくと良いですよ。
骨密度やら、血圧やら、コレステロール値やら、そういう数値なんかより、身近で測りやすく健康を数値化する最上の手段です。
超オススメ。
スタンダードな体温計も良いですが、下のような赤外線温度計が便利です。
今、コロナ検査でニーズがあるみたいで値段が上がっちゃったなぁ。
余談ですが、この赤外線温度計で頭皮の温度を測ると良いですよ。
頭皮の温度の低い方は、薄毛予備軍です。
耳裏マッサージとかして、血流を良くしてあげると良いですよ。
今日はこれでおしまい。